ブリーチをすると、透明感のあるカラーや韓国アイドルのような派手髪を楽しめます。しかし、「髪の傷みが気になる」「ブリーチ後のヘアケアはどうすればいいの?」といった疑問・悩みを持つ方が多いのではないでしょうか?
今回は、胸下あたりまでのロングヘア&ブリーチ済みの私が、お気に入りのヘアケアグッズをご紹介します!
ブリーチ毛に適したヘアケア方法で、ツヤのある髪を保ちましょう♪
ブリーチをするメリットは?ダメージは避けられない?
ブリーチとは、メラニン色素を分解して髪を明るくすることで、脱色ともいいます。
メラニン色素は髪の内側にあるため、表面にあるキューティクルを開かなければなりません。キューティクルが傷むと、髪の水分やタンパク質を保ちにくくなることで髪がパサつきがちになってしまうのです。
また、ブリーチ剤に含まれている成分が髪の主成分であるタンパク質(ケラチン)を分解してしまうのもダメージに要因に。
少しでも髪の傷みを抑えたい人は、通常のブリーチではなく「ケアブリーチ」をやってもらうのがおすすめです。
ケアブリーチの場合、ブリーチ剤にヘアケア剤が含まれているため、傷みを最小限に抑えながら髪を明るくできます。全く傷まないというわけではありませんが、一度ダメージを受けた髪は元に戻らないため、脱色する段階から髪をいたわってあげましょう。
私はハイライトをたくさん入れて、金髪に見えるようにしてもらいました。
全頭ブリーチよりも傷みを抑えられるため、ダメージが怖い人はハイライト・バレイヤージュ・インナーカラー・イヤリングカラーのように部分的にブリーチするのもいいと思います!
ヘアケア方法①髪を摩擦から守るナイトキャップは必須アイテム
ブリーチをしている人はもちろん、バージンヘアの人にもおすすめしたいのが「ナイトキャップ」。
髪は寝ている間に摩擦を受けてツヤを失い、絡まってしまいます。シルクのナイトキャップをつけて寝ると、髪を摩擦や絡まりから保護できるため、朝起きたときにツヤが残っているんです!
朝のブラッシングもスムーズなので、絡まった髪の毛をほどくときに切れてしまう心配も減らせます。
私のお気に入りは「Omahit 天然シルク100% ナイトキャップ」。リボンで縛るタイプなので、おでこにゴムの痕がつきにくいのがお気に入りポイントです。
ズボラ・面倒くさがりだから毎日ナイトキャップを被るのはちょっと…という人は、シルクの枕カバーを検討してみてください。
毎晩ナイトキャップを被らなくても、枕カバーが髪を摩擦から守ってくれるでしょう。
ヘアケア方法②シャンプー・トリートメントはサロン専売品がベター
毎日使うシャンプー・トリートメントも見直しましょう。個人的な意見ですが、サロン専売品を使った方がカラーの色落ちを抑制できるうえ、髪のハリ・コシもアップしますよ。
髪を洗うときは、36度以下のぬるま湯を使うよう心掛けてみてください。ヘアカラーは37度以上で色落ちしやすくなるといわれているため、温度が高くなりすぎないよう注意しましょう!
シャンプー▷シュワルツコフ BCクア カラースペシフィーク シャンプー
私が愛用しているシャンプーは、「シュワルツコフ BCクア カラースペシフィーク シャンプー」。
サロン専売品のシリーズもありますが、こちらはホームケア用としてドラッグストア・ロフトなどでも販売されています。
250mL・750mL・600mL(詰替用)の3サイズが展開されていて、250mLの場合1か月~1か月半使えるでしょう。お店によって価格は異なりますが、250mLであれば2,000円程度で購入できます。
サロンシャンプーのなかでは比較的安いので、「どれを買えばわからない」「継続できるか不安」という方はまずシュワルツコフを試してみてください!
シャンプー▷Oggi Otto インプレッシブPPTセラム MS
2つ目のおすすめシャンプーは、「Oggi Otto インプレッシブPPTセラム MS」。
こちらは完全にサロン専売品なので、ネットではなくOggi Ottoの取り扱いがあるサロンに直接買いに行きましょう。サロンはこちらから検索できます。
「セラム」という名の通り、タンパク質やコラーゲンなどが配合されていてまるで髪の美容液のようなシャンプー。使うと髪がしっとりやわらかくなり、ヘアカラーの退色も抑えられるのがメリットです。
ただし、とにかく泡立ちにくいのが難点。3分程度お湯で予洗いしてから使うと、少し泡立ちやすくなりますよ。
250mLで3,850円でサロンシャンプーにしてはやや安く感じますが、泡立ちにくいため1回に使う量が多くなるのもデメリット。コストの低さを重視する人は、続けられない可能性があります。
トリートメント▷シュワルツコフ BCクア カラースペシフィーク トリートメント
1つ目に紹介したシャンプーと同じブランドの「シュワルツコフ BCクア カラースペシフィーク トリートメント」。
こちらも250mL・750mL・600mL(詰替用)の3サイズが展開されています。250mLはシャンプーと同様、2,000円ほどで購入できますよ。
ヘアカラーの退色を抑制する効果があり、しっとりとハリ・コシのある髪の毛に仕上がります。
トリートメント▷TSUBAKI プレミアムリペア ヘアトリートメント
最後は、コストを抑えながら綺麗な髪を目指したい人におすすめの「TSUBAKI プレミアムリペア ヘアトリートメント」。オープン価格で、ドラッグストアでは1,000円程度で購入できます。
使うと髪がしっとりとまとまり、まるでサロンでケアしてもらったよう!フローラルフルーティの香りは上品で、バスタイムを気持ちよく過ごせるでしょう。
ヘアケア方法③ミルクとオイルを併用して髪のハリ・コシUP
ブリーチをした髪は、ミルクとオイルを併用してたっぷりとうるおいを与えるのが適切。オイルが髪の表面をコーティングして水分を保つのに対して、ミルクは髪内部までうるおいを届けます。
パサパサと乾燥してしまうブリーチ毛だからこそ、ミルクで内側からケアしてあげましょう!
ヘアミルク▷ビューティーラボ 補修ミルク
ビューティーラボの「補修ミルク」は、しっとり・とてもしっとり・もっととてもしっとりの3種類が展開されています。ブリーチ毛の人だダメージが大きいため、もっととてもしっとりタイプを使うのがよいでしょう。
オイルのような髪表面のベタつきが抑えられているにもかかわらず、塗ると芯のある髪に仕上がるので気に入っています。詰め替えパックが売られているのも魅力のひとつ。本体も詰め替えパックも800円程度とプチプラなので、ぜひ購入してみてください!
ドラッグストアだとなかなか売っていないのはデメリット。私はマツモトキヨシで購入しましたが、探すのが面倒な方はネットで買ってしまうのがおすすめです。
ヘアミルク▷スティーブンノル モイスチュア ソフニング エマルジョン
続いておすすめするのは、「スティーブンノル モイスチュア ソフニング エマルジョン」。100mL1,500円程度で、ドラッグストアで購入できます。
「スティーブンノル モイスチュア ソフニング エマルジョン」は、髪の内部にうるおいを与えて健康な髪に見せるほか、うるおい・髪のまとまりが長時間続くのがメリット。少量でもしっかりと髪にツヤが生まれるため、値段のわりに長く使えるでしょう。
コストの低さを重視する人はビューティーラボ、仕上がりを重視する人はスティーブンノルがおすすめです!
ヘアミルク▷ケラスターゼ オレオ リラックス マジック ナイト セラム
次に紹介するのは、「ケラスターゼ オレオ リラックス マジック ナイト セラム」。90mLで6,380円とかなり高価ではあるものの、香りのよさや容器の高級感・髪のなめらかさがとても魅力的です。
美容院に行ったあとのような香りをまといたい方にとてもぴったりなヘアミルクで、プレゼントにするのもGOOD。乾燥によって指通りの悪かった髪が、するんとまとまるようになりますよ♪
ヘアオイル▷ウテナ ゆず油
ヘアオイルでおすすめなのは、定番商品である「ウテナ ゆず油」。ほんのり柑橘系の香りはあるものの、髪に残らないため香水やヘアコロンなどをつける人に適しています。
髪の水分が蒸発するのを防ぎ、パサついた髪をしっとりとまとめてくれるヘアケアアイテム。濡れ髪を作るときのスタイリング剤としても便利です。60mLで1,000円前後で、コストは低いといえるでしょう。
ヘアケア方法④アイロンの温度に要注意!
ヘアアイロン・コテなどの温度は、可能な限り低く設定しましょう。
100度以上の熱を受けると、髪内部のタンパク質が変性してパサつきが目立つようになります。さらに、160度以上の熱を受けた場合は、髪の繊維が変性・破壊されてしまう可能性も。
とはいえ、100度以下に設定できるヘアアイロン・コテはなかなかありませんよね…。
クレイツのストレートアイロン(SSIE-G15PRO/税込13,200円)なら、40度から設定できるのでダメージを抑えたい人におすすめです!
ちなみに、ドライヤーの温風による髪へのダメージはほとんどないといわれています。(※”花王ヘアケアサイト「高温加熱の影響」“参照)
髪が濡れている間は、温風をあてても髪の表面温度は60~70度にしかなりません。乾いた髪に風を当て続けない限り100度を超えることはないため、ドライヤーによる直接的なダメージは気にしなくてよいでしょう。
ヘアケア方法⑤髪も紫外線でダメージを受ける。UVケアも忘れずに
意外と盲点なのが、髪のUVケア。
髪や頭皮も紫外線でダメージを受けるため、髪にも使える日焼け止めを使ったり、帽子や日傘で物理的に紫外線を遮断しましょう。
サンカット パーフェクトUV スプレー
髪に使える日焼け止めでおすすめなのが、「サンカット パーフェクトUV スプレー」。60gと90gが展開されており、90gでも1本980円(税込)とコストが低いのが魅力です。
SPF50+・PA++++・ウォータープルーフ・石けん落ち・缶を逆さにして使えるなど、機能性も十分!
髪にスプレーするときはどうしても缶が逆さになってしまうため、「逆さで使えるかどうか」は必ずチェックするようにしてみてくださいね。
UVO 日傘
「髪に日焼け止めを塗るのに抵抗がある」「塗り忘れてしまう」という人は、日傘を持ち歩いて髪を紫外線から守りましょう!
私が愛用しているのは、UVOの日傘です。コンパクトに折り畳めるうえ、晴れ雨兼用・紫外線100%カットでとても便利です。
紫外線100%カットの日傘は1万円以上するものもあるなか、こちらは6,600円とかなりコストが低いのもプラスポイント。
カラー展開・デザイン展開が豊富なので、好みの形の日傘を探してみてください。
私は髪も肌も日焼けしたくないので、1年中この日傘を差しています!
丁寧なヘアケアをして、ハイトーンカラーを楽しもう
いかがでしたか?
今回は、ブリーチ経験のある私が見つけたおすすめのヘアケア方法・ヘアケアグッズをご紹介しました。
傷むのが嫌でずっとブリーチを我慢していましたが、ブリーチしてからも髪のツヤを保てるうえ、幅広い綺麗なカラーに染められるようになったのでとても満足しています。
ブリーチをしようか迷っている方や、髪の傷みが気になる人の助けになれたら嬉しいです!