「花の三部作」と呼ばれて高い評価を得ている、IZ*ONEの初期の曲。
「どの曲が花の三部作なの?」
「花の三部作ってなに?」
「花の三部作と呼ばれる由来は?」
など、疑問に思う人もいるでしょう。
今回は、IZ*ONEの「花の三部作」と呼ばれる曲や、プロデューサーについてまとめました!
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IZ*ONEの「花の三部作」とは?
IZ*ONEの「花の三部作」は、初期に出された以下の3曲のことを指します。
「花の三部作」は、PLEDISエンターテイメントの代表でもあるハン・ソンス氏がプロデューサーを務めました。
3曲とも花をコンセプトにしており、「花シリーズ」「フラワーシリーズ」と呼ばれることも。「フラワーシリーズ」という呼び名はプレスリリースでも使われるオフィシャルな呼び方です。
約1年半かけて華やかで上品なコンセプトを固め、IZ*ONEを他のガールズグループと被らない唯一無二の存在たらしめた3曲なので、ファンから高い評価と人気を得ています。
Secret Story of the Swan以降は、プロデューサーが変わっています。
IZ*ONEの第一章として区切るためにも、「花の三部作」という表現が広まったようです。
IZ*ONE「花の三部作」のMVと曲の解説
それでは、IZ*ONEの「花の三部作」を1曲ずつ見てみましょう!
曲を聴くだけではなく、MVを見ると花が出てくるシーンが多く、「花の三部作」と呼ばれる所以を知ることができますよ。
1曲目:La vie en Rose
「花の三部作」の1曲目は、デビュー曲である「La vie en Rose」(ラビアンローズ)。
タイトルの通り、バラをモチーフにした曲です。MVは赤を基調にして作られており、バラやその他の花が頻繁に出てきます。
曲の冒頭の、円になったメンバーがフワッと手を開くダンスは花が開く瞬間を表現。3:07からはメンバー全員でデフラワー(手をクルクル回すダンス)をやるシーンがあり、そこも花が咲き乱れる様子を彷彿とさせます。
Teaserも画面いっぱいにバラを映すシーンが入っているので、コンセプトが花(バラ)であると伝わってきますよね。
「La vie en Rose」は「バラ色の人生」という意味で、IZ*ONEを主人公にした曲だと語られています。(※2019年4月3日「さくのき」より)
2曲目:Violeta
花の三部作の2曲目は、「Violeta」(ビオレッタ)。スペイン語で「スミレ」という意味です。
スミレは紫や白の花で、MVも淡い紫を基調にして作られています。
「Violeta」は「幸福な王子」という童話をモチーフにした曲。「幸福な王子」はツバメが出てくることから、「Violeta」のダンスはツバメダンスと呼ばれています。
「IZ*ONEがツバメになって、ファン(=スミレ)に幸せを届けたい」という思いが込められているそうです。
Violetaが収録されたアルバム「HEART*IZ」のコンセプトトレーラーでは、枯れたスミレが宝石によって息を吹き返す様子が描かれています。
「幸福の王子」にならって考えると、ツバメ(=IZ*ONE)が宝石(=幸せ)をスミレ(=ファン)の元に持ってきてくれたと捉えられますね。
La vie en RoseはIZ*ONEが主人公の曲ですが、Violetaはファンが主人公の曲です!
3曲目:FIESTA
花の三部作の最後を飾ったのが、IZ*ONEをひときわ有名にした「FIESTA」(フィエスタ)です。スペイン語で「祝祭」を意味します。
「La vie en Rose」や「Violeta」とは違い、MVにはほとんど花が出てきません。しかし、花が咲くのを表現したダンスや歌詞などから花がコンセプトであることがわかります。
「IZ*ONE自体が花になった」と捉えられる、花の三部作の壮大なクライマックスです。
「FIESTA」が収録されているアルバム「BLOOM*IZ」のコンセプトトレーラーには、花がふんだんに使われています。
0:57以降はIZ*ONEのメンバーが目覚めて花となって踊るような映像になっていることからも、「IZ*ONE自体が花になった」と考えられますね。
IZ*ONEの「花の三部作」は唯一無二のコンセプト!
いかがでしたか?
今回は、IZ*ONEの「花の三部作」と呼ばれる曲についてお話しました。
Secret Story of the SwanやPanoramaよりも花を全面に出した、華やか・高貴・上品なイメージのある「花の三部作」。
IZ*ONEを知る上で欠かせない曲たちです。