世の中には化粧下地効果のある日焼け止めとUVカット機能付きの化粧下地が売られていますが、何が違うのか気になったことはありませんか?
「日焼け止めと化粧下地を兼用する場合、塗る順番はどっちが先?」「UV乳液を使ったら日焼け止めはいらないの?」など、顔の紫外線対策に悩む人も多いでしょう。
今回は、日焼け止めオタク&コスメコンシェルジュの私が、日焼け止めと化粧下地にまつわる疑問にお答えします!
おすすめの日焼け止めやUV乳液も一緒にご紹介します♪
日焼け止めと化粧下地の違いは何?
日焼け止めと化粧下地は、使用目的が異なります。
日焼け止めは紫外線をカットすることを目的としており、無色透明でメイクの邪魔をしないものが主流。ただし、最近はトーンアップUVや肌悩みもカバーするものなど、色付きのものが増えてきています。
一方で化粧下地の目的は、肌とファンデーションを密着させ、化粧ノリをよくすること。肌馴染みの良いベージュカラーや、パープル・ピンク・グリーンなどの色ムラを整えるものがほとんどです。
日焼け止めはSPF50+・PA++++のものが多いですが、化粧下地の場合はSPF30・PA++程度のものが多いのも違いです。
UVカット機能付きの化粧下地だけじゃダメなの?
UVカット機能付きの化粧下地だけで紫外線対策を済ませるのはやめましょう!
紫外線カット剤は、全顔にムラなく厚塗りしないと本来の効果を発揮できません。
化粧下地は色付きであることから、顔の中心から外側に向かって薄く塗る人が多いですよね。
そういった塗り方をしてしまうと、紫外線をカットしきれずに将来のシミ・シワの原因を蓄積させてしまいます。
メイクの工程を減らすなら、化粧下地機能付きの日焼け止めが適切!
UVカット機能付きの化粧下地では十分に紫外線を防げないとはいえ、暑い夏はメイクの工程を減らして化粧崩れを防ぎたいもの。
どうしても塗る量を減らしたいなら、
- 化粧下地機能つきの日焼け止め
- UV乳液+UVカット機能付きの化粧下地
- UVカット機能付きの化粧下地+UVカット機能付きのファンデーション
のように、紫外線カット剤をたっぷり顔に塗れるアイテム・組み合わせで使うのがベターです。
化粧下地機能付きの日焼け止めとして私が愛用しているのは、オルビスの「リンクルブライトUVプロテクター」¥3,850(税込)。
シワ改善の有効成分・ナイアシンアミド配合で白浮きしにくいのがおすすめポイントです!
他のおすすめの白浮きしない日焼け止めは、以下の記事で紹介しています。
ぜひあわせてチェックしてみてください。
UV乳液なら、エリクシール ルフレの「バランシング おしろいミルク」¥1,980(税込)がおすすめ。
日焼け止め特有のきしみ感がなく、みずみずしいので体にも塗りたいくらい気持ち良い塗り心地です!
日焼け止めと化粧下地の塗る順番はどっちが先?
日焼け止めと化粧下地をどちらも使うときは、日焼け止めを先に塗りましょう。
普段のスキンケアの最後に日焼け止めを塗り、5〜10分ほど置いて肌に密着させてから化粧下地を塗ると、日焼け止めを保ったままメイクできます。
日焼け止めは全顔にムラなくたっぷりと、化粧下地は顔の中心からフェイスラインに向かって薄くなるように伸ばせば、紫外線対策をしながら自然な仕上がりになりますよ。
水で濡らして使うタイプのスポンジで化粧下地を塗ると、ベースメイクが肌に密着しやすくなります。
私がよく使っているのは、FilliMilliのウォーターリーパフです。
日焼け止めと化粧下地の違いを知って、正しい紫外線対策を!
日焼け止めと化粧下地の違いや塗る順番について、理解できましたか?
メイクの手間を減らすために紫外線カット剤の入った化粧下地やファンデーションが増えていますが、紫外線対策を徹底するなら日焼け止めを使うのがベター。
将来もハリのある肌を保つために、しっかり日焼け止めを塗るようにしましょう!